保育実習日誌を書こう!

保育実習日誌の役割

日々の日誌
今までたくさん学校で勉強してきましたが、実習となると想像とは違う事態が次々と起こります。
保育実習日誌として文字に残しておくことで、いざ先生になった時にとても役立ちます。

実習期間は日々目まぐるしく、時間が過ぎると忘れてしまう出来事もあります。
保育実習日誌を見返しが、大切な出来事を思い出すきっかけに繋がります。
実習中は忙しいですが、極力丁寧な字で細かく書く事をおすすめ致します。

実際に活動中は、メモを取るのが難しい場合があります。
ペンを持ち歩くと、子どもに怪我をさせてしまう危険もあります。
メモを取っている時間があるなら動け、頭で覚えなさい、と指示してくる先生もいます。

子どもたちの手の届かない場所でメモを取れる工夫をしたり、休憩時間に頭に入っている内容を箇条書きでも書き、日誌を書く際にスムーズに行くようにしておくと良いです。

保育実習日誌を書くために、様々な視点から行動をチェックしていきましょう。
複数の子どもから一度に声をかけられ、優先順位が分からなくなりそうなときも発生するでしょう。
忙しい合間にも、本来の保育の目的、担任の先生動き、子どもへの気配り、保護者との接し方等、様々な立場の目線を常に注意しましょう。

書き方、抑えたいポイント

保育実習日誌を書く前の下準備として、実習中に取ったメモが役立ちます。
しかしさっと書く程度にしておかなければ、メモばかり書いていると怒られてしまいます。
メモに残すルールを予め決めておくと良いかと思います。

必ず書いて置きたいのは時間。
保育園での活動は、時系列で進んで行くことがほとんどです。
時間は必ずメモっておきましょう。

子どもの名前も一度に覚えなくてはなりません。
早く覚えるためにも、名前や特徴を時間の許す限りメモっておき、メモなしでも子どもに名前で接するように心がけましょう。
子どもとの距離を縮める一歩にも繋がります。

保育実習日誌を実際に書き進めるポイントとして、丁寧な字を心がけましょう。
字が大きすぎ、小さすぎていないか、斜めになっていないか、チェックしながら書きましょう。

一つの出来事を実習生の視点だけから書くのではなく、担任の先生からも話を伺い、目的に沿った保育ができていたか書くと良いでしょう。

またその日の目標を必ず決めてから行動しましょう。
目標通りに進んだ、進まなかった事を素直に書き、分析しましょう。
成功するだけが良いことではありません。
失敗もあらゆる事態に必要です。

環境についても書きましょう。
屋内だったのか、屋外だったのか。
どんな配置で机や椅子が置いてあったのか、どんな道具を使ったのか。
文字だけでなく、絵や図で丁寧に描きましょう。

実習の忙しさからくる疲労で、保育実習日誌を丁寧に書くのも大変かと思います。
しかしここで手を抜いてしまうと、後々一番困るのは自分です。
先生になった後も見返し、初心を思い出す事ができる保育実習日誌です。