通信講座を使うと勉強しやすい
社会人や主婦の方が保育士を目指すとなると、一般的には独学で勉強するか、通信講座や通学講座を利用して勉強するという方法になります。
その中でも通信講座で勉強する方法は、通学が不要であり、自宅にいながら勉強ができます。
そのために仕事や育児と両立して、勉強する事もできます。
自宅で自分のペースで勉強を行えますので、ライフスタイルをそれほど圧迫もしないのです。
通信講座では、DVDやオンラインを使用しての講座、さらに合格保証制度などと、通学講座と同じレベルの手厚いサポートが受けられます。
・独学との違い
独学では自分ですべて勉強せねばならず、計画を立てて行ないます。
しかし独学だといつでも好きなときに勉強できますので、怠けようと思えば怠けることができ、自分の気持ちを高めて勉強しないとなりません。
その点通信講座だとカリキュラムが組まれていますので、そのカリキュラムに沿って勉強できます。
金銭面で見ると、独学に必要なのは、勉強するためのテキストや参考書であり、それほどお金はかかりません。
しかし通信講座では、講座を受けるための費用が必要となりますので、独学に比べるとお金はかかります。
科目合格も可能で延長もできる
保育士試験は8教科9科目となり、筆記試験と実技試験があります。
合格率は10%~20%とやや難しい試験なります。
ただ合格率が低いので無理かもと思う方は、実は保育士試験の筆記では、一度合格した科目は3年間合格と見なされます。
つまりは1度試験に不合格となっても、次の試験を受けるときは合格科目は免除されます。
2016年からは、これまで年1回の試験が2回実施となり、これも合格しやすくなった改善点です。
・延長ができる
合格科目の免除期間は3年となりますが、最長で5年まで延ばせます。
延長できる条件としては、「合格年度以降、児童福祉施設で一定期間以上勤務する」ことです。
たとえば免除期間を5年に延ばすならば、免除期限の3年間で2,880時間以上勤務すれば延長されます。
1年330日勤務するとなると、1日3時間勤務すればこの条件をクリアできます。
・実技が重要
筆記科目が合格すれば免除できるとして、保育士試験には実技もあります。
これは音楽や朗読など3科目あり、そのうち2科目を実技として試験で行ないます。
通信講座を受けるとなると、如何にして実技対策をするかが、合格への道となるでしょう。
実技を完璧にできるぐらい練習しても、実際の試験となると、力の半分程度しか出せないこともあります。
人前で実技を披露しますので、緊張しないように友達や家族の前で行なってみて、友達や家族に評価してもらい、悪い点を指摘してもらうと良いでしょう。