保育ママとは?
保育ママは、家庭福祉員のことを示し、保護者が仕事などで子供を保育することができないにも関わらず、子供を保育園に入園させることができないような子供を保育する仕事です。
主に3歳ぐらいまでの乳児を保育し、保育者の家などで子供の保育を行ないます。
地方自治体が保育ママ制度を導入しており、都心部では積極的に取り入れられている制度ですが、地方となると制度や、制度があっても仕事がないという場合もあります。
一人の保育ママは、預かることのできる子供は3人までとなっています。
保育園でも同じであり、保育士一人につき乳児は3名までという法律がありますので、それと同じになっています。
保育ママと補助者がいる場合は、子供を5名まで預かれます。
保育時間や保育料はそれぞれの場合で違ってきますが、時間はおよそ午後6時ぐらいまでとなり、保育料は1ヶ月2万円前後です。
時間外保育になると、別途1時間500円ほど費用が発生し、雑費などとして請求できます。
オムツやお尻拭き、おやつなどは保護者側は通常は用意します。
食事だけは保育ママが用意するようなところもありますが、こちらも保護者側が普通は用意します。
保育ママとなると、補助金の支払われる自治体もあり、平均で7万円から8万円ぐらいです。
補助金は子供を預かる施設の管理費などに使われます。
参考サイト : 「保育ママ」制度とは?
保育ママになる方法
保育ママとして仕事を行なうと、個人事業主となります。
条件としては子供を育てた経験がある、または保育士などの資格を持っている事が条件です。
また保育する必要のある子供がいない、身内に介護を必要とする人がいないのも条件です。
条件さえ整えれば、自治体の認定を受けると、今すぐにでも家で開業して保育ママになれます。
自治体の補助があれば、月に20万円以上の収入も見込めます。
ただ保育ママになるためには、子供を育てるという経験が必要です。
もしも資格のみで経験がないというならば、まずは大規模な施設で働き経験を積むべきです。
子育てに関する知識を豊富に得るなら、チャイルドマインダーの資格もおすすめです。
個人事業主となりますので、確定申告はすべて自分で行なわねばならず、会計士を使わないならば、お金の管理のそのようなことも覚えないとなりません。
保育ママとして仕事をするとなると、事故の報告もありますので、責任は重大です。
何よりも健康管理には気をつけなければならず、これは子供のみならず。保育ママ自身の健康管理も大切です。
家での開業ができますが、安全面などを考えるとリフォームする場所が出てくるかもしれません。
そのような事を考え、資金面で多少余裕はあった方が良いかもしれず、開業前には十分に念入りに準備はすべきです。