一般的なシフト
保育園は朝7時から夜7時ぐらいまでの間、子供を預かっています。
開園している時間は12時間ぐらいとなりますが、12時間勤務とならず、シフトによって勤務時間は変わってきます。
・早番:7時~16時まで
・中番:9時~18時まで
・遅番:10時~子どもが帰るまで
シフトとしては、このように早番・中番・遅番と3つあります。
中番を基本として、早番と遅番は1週間に1回か2回ぐらいあるという感じになります。
保育園によってシフト体制が違いますので、必ずしもこのような時間割になるとは限りません。
休日は週休2日制となるのが一般的ですが、土曜日も開園している保育園はシフト制の中で、土曜日の出勤も組み込まれてシフトが作られます。
土曜出勤のシフトの場合は、日曜日と平日1日が休みというパターンとなり、土日休みの時と同じく1ヶ月に8日休みを取ることができます。
土曜日は子供の数が少ないので、土曜出勤は平日よりも若干楽かもしれません。
延長保育と早朝夜間保育
延長保育を取り入れている保育園は、通常の保育園よりも2時間ぐらい長く子供を預かっています。
最長で2時間長いと全体では14時間開園していることとなり、シフトもこの延長保育に合わせて決められます。
シフトでカバーする保育園や、延長保育の時間にパートを雇うところもあります。
最近は保護者のニーズに応えて夜間保育を行なっているところもあります。
夜10時頃まで預かってくれる保育園となり、中には深夜から朝方まで預かってくれるところもあります。
また早朝保育を行なっている保育園もあり、9時前に開園する保育園です。
こうした夜間保育や早朝保育を行なっているところも、シフトで対応する、パートを雇うなどしています。
保育園以外
保育園以外でも保育を行なっているところはあり、児童福祉施設などでも保育士は働いています。
このような施設の場合でも勤務シフトが組まれておりますが、施設は24時間体制となるので、24時間を区切ってシフトを組みます。
夜勤シフトも当然のことながらあり、時間配分も施設によって違ってきます。
保育士としては育児をしながらも続けられる仕事とはよく言われます。
しかし実際に出産して子供ができたら、育児休暇を取り一時的に休職とする、または時間を限ってパートで働くという方が多いです。
ただこれは、保育園に育児休暇や休職の制度、またはパートとして働けるような環境がある場合です。
どうしても難しいという場合はやはり、その保育園を辞めなければならず、出産後にまた体が落ち着き保育士として働きたいならば、求職活動を行なうことになります。
全体的に見ると私立の保育園よりは、公立の保育園の方が続けやすい場合が多いです。